2017年10月09日

マインドフルネスの脳神経生理学的な効果とは、


マインドフルネス心理療法は、

現在、欧米などでは盛んに行われている心理療法です。


それは現在、日本でも行われている

認知療法(第2世代)の弱点を補う形で

マインドフルネス心理療法(第3世代)として

発展しているのです。


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多くの心理療法者が

マインドフルネス心理療法を用いて、

種々の難治性の

心の病気の治療・予防、非行犯罪の矯正、医療関係者の

精神疾患の予防などに貢献しています。


うつ病などが治る原理は、

認知の修正によるのではなく、

認知から距離を置くことであるらしいと、

アメリカ等のマインドフルネス心理療法者は

分析しているようです。


例えば、脳神経生理学的にいえば、

うつ病はセロトニン神経の低下で起きるというよりも、

HPA系
(視床下部-下垂体-副腎皮質-ストレスホルモン分泌)の

亢進による前頭前野の機能低下にある事と、

治療標的と治療法のずれからも言われています。


頭が回転せずに

判断、思考力が低下して仕事ができない、

人と会話できないなどが起きるのは、

前頭前野の障害であると言われていますが、

現在、そこを直接に標的にする薬がありませんので

セロトニン神経に作用させる薬を投与する。

それが、現在の抗うつ薬による投薬処方になります。


 セロトニン神経に作用させて、

その軸策は前頭前野にも伸びているので、

前頭前野の障害部位に

作用しているのかもしれないということもできる。

ただ、

上流のHPA系(視床下部ー下垂体ー副腎皮質)の

亢進には作用しないだろうから、

治りにくいうつ病も出てくる。

傷つける作用(否定的思考、ストレスホルモン)と

修復しようという薬の作用とのバランスもあるだろう。


非定型うつ病の鉛様麻痺感、

拒絶過敏性による対人反応は、

セロトニン神経との

関連は考えにくいので、

さらに抗うつ薬がききにくい。


こうして、

うつ病の問題を起こす部位と、

薬との関係等が理解出来ると、

なぜ薬だけで治りにくいかが理解出来る。


認知療法(第2世代)は否定的思考回路を使わず、

肯定的思考回路を

使うことが治るという原理といえるでしょう。

しかし、治るのは患者が

認知を修正したことによるのではなくて、

認知から離れるためであるという説を

「マインドフルネス認知療法」」
(シーガル他、北大路書房、2007年9月)に載せています。


それで、最近の第3世代の認知行動療法は、

認知の修正ではなくて、

認知から離れる手法が用いられる理由だというのです。


マインドフルネス心理療法は思考回路ではなくて、

前頭前野の機能のうち、

現在進行形で働く、ワーキングメモリ(作業記憶)や

衝動的行動の抑制機能の活性化のために、

繰り返しのトレーニングをするものといえるのでしょう。


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特に、私達が現在行っている

マインドフルネス・自己洞察法では、

脳神経生理学的なことばかりではなくて、

不快事象の受容等と同時に、

日常の生活の中に

様々な自己洞察等を取り入れて行いますので、

認知療法(第2世代)で

治癒した人よりも再発率が低いと言われています。


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私達は現在、どんなに辛い症状があっても、

ご自身に

「この病気をなんとしても治したい。」「治すんだ。」

この強い気持ちがあれば、

私達は喜んでご相談に応じます。

私達は、うつ病・不安(パニック)障害・PTSD等の

辛い症状の原因を、

心の病気と捉えてご相談に応じています。


一日でも早く、いつもの自分に戻って下さい。

そして、

あなたの人生をキャンパスに大きく描きましょう。


「クリアーな生活を取り戻し、

  自身がもっているパーソナリティを活かし、

より豊かな人生をおくりましょう」


私達は、その為のお手伝いを致します。


・゜・☆。・゜。・。・゜・☆。・゜。・。


うつ病になると、

思うように色々な事が出来なくなり、

つらい日々が続きます。

また、

なかなか周囲の方にも理解されにくい病気です。

このままほっておけば治る病気ではありません。

一日でも早く

改善の方向に向かう事が必要だと考えていますので、

ご不明な点がございましたらお問い合わせください。



posted by マイインド at 18:31| Comment(0) | 回復の為のセッション | 更新情報をチェックする
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