2018年03月03日

見落としがある自殺対策とマインドフルネス


私達が自殺防止・うつ病の対策相談

スタートしてから8年余りが経過しようとしています。

その間の、

本当に様々な方々のご相談に応じて来ました。


その中で強く感じる事は

「自殺をしようとする方の

心根をどこまで理解をする事が出来る」のかが、

大切なポイントだと考えています。


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例えば、

有識者と言われる方々が

「死なないで」「未来がある」と訴え、

電話相談やメール相談があると、

呼びかけているようですが、

大切な視点が欠落しているように見えます。


それは、うつ病の予防とうつ病の治療法です。

「大うつ病エピソード」という診断基準があります。


うつ病には、

自殺念慮のほか、

重い精神機能の変調があります。

例えば、

いじめや悩みによって、うつ病になってしまった場合、

生命の大切さのよびかけや、

数度の電話相談などでは、

大うつ病エピソードとしての

自殺念慮は消えがたいのです。


自殺念慮のほか、

実は、種々の脳精神機能に変調が起きていて、

別の人格になったように感じるのです。

たとえ、

いじめが止まっても、

ストレスのある仕事から離れても、

「自分はとんでもない人格になってしまった。」という

感覚があるのです。


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その事は、論理や理屈ではありません。


現実の症状です。

そして、この種々の脳精神機能の変調は

トレーニングをする事により改善をしていきます。



そこを理解してあげる事が出来るのか、

否かが大きな分かれ道になります。



睡眠障害、記憶力、思考力、注意集中力の阻害、

気分の悪さ、人と会話できない、など、

ひどい人格の変容のようになってしまうのです。


そのようなことがあるので、

勉強は出来ない、仕事はできない、

このおかしい人格は

治らないのではないかと感じられて、

自殺したくなるのです。


こういう重い症状にある人が

「死にたい」といった時、

「死ぬな」と説得されても、

そういう症状が消失することはないのです。


そして、

その症状が

緩和~改善・完治への道筋が示されない以上、

「死にたい」「死ぬんだ」と言った気持ちが

消え去る事はありません。


時として、

新たなストレスが加わらなければ、

長期間かかって治癒していくこともありますが、

その事すらも知らない場合、

強いストレスやいじめなどの対象から離れても、

どこにいても、

もはや、どこにも安住の場所はないのです。


自己自身の

存在そのものが

逃げるべき対象となってしまうのです。


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子供のいじめられうつ病、
いじめられ自殺とは別な心得が必要

いじめられて「死にたい」という子や、

親にも打ち明けないで、死ぬ子があるのですが、

「親に心配かけたくない」というだけではない、

苦しい精神状況があります。


「死にたい」ともらす人がいたら重症ですから、

ただちに、うつ病の治療が必要かどうかの

緊急行動に移らなければいけないと思います。

学業の方が後退しますので、

ふみきりにくいでしょうが、

命には代えられません。


また、相談などで救えるのは

軽い症状の人だけであり、

重い症状の人は、

その症状は消えませんから

自殺の危険が持続しています。


たしかに各種の相談は、

今後も大きな役割をはたすことは確実です。


深刻な人だと感じたら、

休職や休学をして、

治療するように助言もできます。


だから、相談は重要な役割を果たします。

しかし、

治療法が医師による薬物療法しか

受けられない地域が多いのが現状です。


それでは、

うつ病が相当、

深刻になっている可能性があっても、

その治療につなぐことができません。


そして学校の教師等もそこを理解していない。


いじめられていると訴えても、

うつ病の深刻さを理解しようとはせず、

その時だけの助言ですませて、

治療を開始するようには助言しないのが、

現在の学校の

いじめ防止対策、メンタル・ケアのありようでしょう。


残念なことに、抗うつ薬を服用するという

薬物療法では治らない人も多々います。


薬物療法だけでは、

変調を起こした脳機能(前頭前野など)が

なかなか回復しないのです。


それを治す技術が遅れています。


だからこそ、

休学しても復帰できない生徒

(大人も休職しても復職できない人)が多く、

自殺もなくなりません。


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 たしかに、

自殺防止運動は容易なことではありません。

相談機関があっても、

医者がいても、

うつ病が深刻になったら、

治らず自殺する人が多いのです。


だから、いじめの初期のうちに発見して、

大うつ病にまで陥らない前に、

救済しなければいけない。


特に日本は何故か、

心理療法が遅れているせいでしょうか、

毎年々自殺が多いです。


うつ病は薬物療法でも、

既存のカウンセリングでは治らない人が

多い現実を直視すべきと考えています。


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うつ病になると、

思うように色々な事が出来なくなり、

つらい日々が続きます。

また、

なかなか周囲の方にも理解されにくい病気ですので、

一日でも早く

改善の方向に向かう事が必要だと考えていますので、

ご不明な点がございましたらお問い合わせください。



お問合わせはこちらから 

     

http://www.mindfulmate.jp/mobile/




マインドフルネスはうつ病を克服出来ます。
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posted by マイインド at 12:58| Comment(0) | 自殺の防止 | 更新情報をチェックする