2018年11月29日

パニック障害について  /  マインドフルメイト



1、パニック障害とは


パニック障害は、ある日突然にめまいや動悸、また呼吸をする事が大変になって来る症状が起きて来ます。するとその事に対して、激しい不安・恐怖が発作的に起こる病気です。

そして、その繰り返しにより現実が現実でないように感じたり、自分自身の気が狂ってしまったのではないかとか、このまま死んでしまうのではないかといった、強い不安感や恐怖感を感じてしまう病気です。このような身体的な症状を、さまざまな場面で引き起こしてしまいパニック的な発作を繰り返すのが特徴です。


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目次
1、パニック障害とは
2、他の病気と間違われる点
3、パニック障害の特徴
4、パニック発作の症状の起こり方
5、パニック発作の起こりやすい場所や状況
6、パニック障害の症状
7、パニック障害の原因 
  〇神経伝達物質の関与について
  〇ストレスとの関係
8、パニック障害の治療
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2、他の病気と間違われる点

通常、発作は10分程度でピークに達し、数十分から1時間くらいで次第に落ち着き始めて来ると言われています。
そこで、救急車で病院に運ばれ通常の診断を受けても、特に異常を見つける事無く、医師からは「どこも悪くないですよ」「気にしすぎでは?」などと言われるだけで、適切な処置もしてもらえずに帰されてしまうケースがあるようです。
仮に診断されても、自律神経失調症か心臓神経症、または過換気症候群、気管支ぜんそく、メニエール症候群、狭心症など身体的な症状が前面にでるので、心臓や消化器、呼吸器の病気などと間違えられて適切な治療がされていないことが多いようです。

それはパニック発作の症状が、他の病気(循環器系・消化器系・呼吸器系 等)の身体症状に似ている事があるようですので、精神科や心療内科を専門とするドクターでない限り、この病気に対する医療者側の理解が十分でないことも上げられます。

一方、患者さんにおいても、症状そのものが身体的であるために、最初に内科を受診するのが一般的なケースです。
パニック障害が起こる原因は、ストレスホルモンの過分泌による自律神経の変調によることが多いので、身体疾患が原因で発症する病気でないということをまず理解する必要があります。


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3、パニック障害の特徴


また、パニック障害の特徴として、病気の経過と共に異なるいくつかの症状を引き起こして来ます。発症の初期は、突然に起こるパニック発作が症状の中心ですが、発作を繰り返すうちに「また、同じような発作が起きたらどうしよう」という、"予期不安"が強くなってきます。この事が外出先で発作を経験したりすると、「次にも、同じような発作が起きるのでは」と不安を感じ、発作が起きそうになった時に、逃げられないような場所に行くことを避けようとする事が起きて来ます。すると、コンビニに行けない、美容院に行けない等、
人の集まる場所に行けない。また、電車やバス、飛行機に乗れない等の乗り物に乗る事が出来なくなって行きます。

こうした"予期不安"や"乗り物恐怖"が日常的に不安や緊張を高める事になって行きますので、それがまたパニック発作を起こしやすくしている要因で悪循環にもなっています。

さらに、パニック障害が慢性化してくると、うつ病を合併して来る事があります。うつ病でも「パニック性不安うつ病」や「自律神経失調症」の症状が続くこともあります。つまり、弱い発作が常に起きている状態の中で、強い発作が繰り返して起こるため、生活のさまざまな面において不都合な面が多くなります。


4、パニック発作の症状の起こり方

パニック発作の症状の起こり方には三つのケースがあります。

〇1つ目は、突然に起こるケース(場所や状況に関係なく、不意に起こる発作)。

〇2つ目は、ある場所や状況に限って起こるケース(恐怖感や緊張感を感じるような場所や状況におかれたときに起こる発作)。

〇3つ目は上記の二つの中間にあって、ある状況のもとで起こりやすいケース(発作は必ず起こるわけではなく、他の症状と合併して起こる可能性もある)。


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5、パニック発作の起こりやすい場所や状況

パニック発作の起こりやすい場所や状況とは、次のような場合です。乗り物の中(電車・バス・飛行機・渋滞中の車など)、狭い空間(エレベーター・トンネルの中など)、人込みの中(デパート・スーパー・雑踏の中)、公の場(病院や銀行の待ち時間、歯科医院、美容室や式典の会場など)、一人の時(風呂に入っている時や夜間の散歩、知らない町中など、誰にも助けを求められない状況のとき)は、緊張をしたり不安を感じやすいために、発作が起こりやすくなります。また、夜間や就寝中にも突然発作が起きて、目を覚ますこともあります。


6、パニック障害の症状

パニック障害の症状には次のようなものがあります。

1.心臓がドキドキする、
  (体の全体がドキンドキンという、心臓をギュッと掴まれたような感じ、喉から心臓が飛び出しそうな感じがする。)

2.呼吸困難で息苦しい、
  (呼吸が早くなる、空気が薄く感じる、息の吸い方吐き方がわからない、狭いところに閉じ込められた感じ、喉がいがらっぽい。)

3.めまいがする、
  (ふらつく感じ、頭が軽くなる、頭の血管がプツンとした感じ、頭を後ろに引っ張られるような感じ、頭から血が抜けていくような感じ。)

4.腹部の不快感がする
  お腹がグニャグニャして変な感じ、胃がギュッと引っ張り上げられる感じ。)

5.離脱感・非現実感がする
  (自分が自分でない感じ、自分をもう一人の自分が見ている感じ、頭に霞がかかっている感じ、ベールをかぶっている感じ、雲の上を歩いている感じ。)

6.その他
  (汗をかく、身体や手足の震え、吐き気、胸の痛み、常軌を逸する感覚、気が狂う感じ、死ぬのではないかという恐れ、しびれ感、うずき感、寒気、ほてりなど。)

これらの症状は、常に激しい「不安感」や「恐怖感」があることです。その不安というのは「いても立ってもいられない」「大声で叫びたくなる」「走り出したくなる」「どうしようも出来ない」といったような不安で、心の底からわき起こってくる感じで、言葉では言い表す事が難しく、経験をした人でないと分かり難い症状です。


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7、パニック障害の原因 

パニック障害の症状が起きる原因は、脳の構造や機能の生物学的変調にあるとされています。
パニック障害を発した方の自律神経系において、交感神経系の緊張が継続していることや、繰り返される刺激に対して順応が遅い事や、外部からの刺激に対して過剰に反応することなどがあると言われています。
この障害と深く関わっているのが、脳内にある神経伝達物質と言われています。
私たちの脳は140億個の神経細胞(ニューロン)から出来ており、この神経細胞同士がネットワークを作って、お互いに情報を交換していますが、その情報交換の仲立ちをしているのが、神経伝達物質です。
この物質がバランスを崩したり、うまく働かなかったりすると脳にさまざまな障害が起こります。


〇神経伝達物質の関与について
パニック障害に関与している神経伝達物質といえば、ノルアドレナリン、セロトニン、γ-アミノ酪酸の3つのモノアミンと言われています。
これらの神経伝達物質が不足したり過分泌を起し、バランスが崩れる事によりパニック発作を引き起こす一因となり、不安の要因になっていると言われます。

〇ストレスとの関係
パニック障害の発症には、ストレスが大いに関係しているという報告があります。
パニック障害の患者さんの多くが、発作を起こす以前に必ずといっていいほど苦痛となるストレスを経験しています。
つまり、心理的な反応がパニック障害を引き起こす可能性を高めていると言われています。

私たちはストレスを感じると、脳ではノルアドレナリンが分泌されます。
ストレスには物理的なストレスと心理的なストレスの2つがあって、物理的なストレスは脳全体からアドレナリンが分泌されて広範囲に脳を刺激し、時間が経てば消えますが、心理的なストレスの場合は視床下部や青斑核、扁桃体の部分を集中的に刺激するため、ストレスがある限り不安や情動の変化が続くことになります。
ストレスが脳を興奮させることで、神経伝達物質のバランスを乱す引き金になっているということです。
その意味では、ストレスはパニック障害の直接の原因というよりも、発作をおこす"誘因"であり、 "きっかけ"や"引き金"になっていると考えられます。


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8、パニック障害の治療

近年ではパニック障害は、そう珍しい病気ではありません。
また命に関わる病気ではありませんので、発病早期の段階で専門医の診療を受ければ、治りやすい病気ですので、少しでもおかしいなと思ったり、疑問があったら精神科や心療内科などで相談することが大切です。

一般的な治療は、まず内科などと同じように問診から始めます。

問診には特に時間をかけて、心身の具体的な症状、苦痛の頻度や程度、本人や家族の病歴、仕事や日常生活などについて伺います。
次に、身体的な病気がないか、薬物の中毒による発作ではないか、身体的な検査を行って確かめます。
また必要に応じて、脳や神経系の検査や心理テストや性格診断テストなどを行った末に、今後の治療方針を決めます。
治療は大きく分けて「薬物療法」と「精神療法」の2つがありますので、主治医と良く相談する事が大切になります。


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  私達は、マインドフルネス心理療法を用いて

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posted by マイインド at 20:28| Comment(0) | パニック障害 | 更新情報をチェックする