うつ病になったからと言って自分をこれ以上責めないでください。: パワーアップマインドフルネス｜マインドフルメイト

うつ病になったからと言って自分をこれ以上責めないでください。

2025年11月05日

うつ病になったからと言って自分をこれ以上責めないでください。

うつ病になると、多くの人が「こんな自分はダメだ」「もっと頑張らなきゃいけないのに」「周りに迷惑をかけている」と、自分自身を責めてしまいます。

でも、どうか知っておいてください。うつ病は心の風邪のようなもの。誰にでも起こりうるもので、あなたが弱いわけでも、怠けているわけでもありません。

むしろ、ここまで一人で抱え、耐え、頑張ってきた証拠なのです。

自分を責めるほど、心はさらに傷ついてしまう
うつ病のときは、脳の働きも変わり、物事をネガティブにとらえやすくなることがわかっています。「自分なんて」「何もできない」と考えるのは、病気の症状のひとつです。

だからこそ、そんなときこそ自分を責めるのではなく、少しでも自分をいたわってあげることがとても大切です。

たとえば、
「今日は布団から出られただけでもすごい」
「何もできなくても、生きてるだけでえらい」

そんなふうに、自分を少しずつ認めてあげてください。完璧じゃなくていい。何もできない日があってもいい。

心を整えるマインドフルネスという方法
もし、少しでも心の苦しさを和らげたいと思ったら、マインドフルネスという方法もあります。

これは、今の自分の状態をありのままに受け止める練習です。
「つらい」「悲しい」「何もしたくない」
そんな気持ちを否定せず、「今、自分はこんなふうに感じているんだな」と気づいてあげる。

その積み重ねが、少しずつ心の重荷を下ろし、前を向ける力を育ててくれます。

あなたはあなたのままでいい
うつ病になっても、価値がなくなるわけじゃありません。
あなたがあなたでいるだけで、十分に大切な存在です。

もし今、孤独を感じているなら、誰かに話してみてください。専門家でも、信頼できる人でも、私たちのような心の相談の場でもかまいません。

あなたの気持ちに寄り添い、責めず、ただ話を聴いてくれる人は、きっといます。

マインドフルメイトの相談会

うつ病の背景には、脳の機能的な変化があり、そこに働きかける手段の一つとしてマインドフルネスが注目されています。薬物療法やカウンセリングと併用しながら、日常に少しずつマインドフルネスを取り入れていくことで、再発予防や回復力の向上に大きな助けとなるでしょう

脳は変わる。そして私たちの感じ方や考え方もまた、変わっていける。マインドフルネスは、その変化の一歩を静かに後押ししてくれる存在です。

マインドフルメイトでは、マインドフルネス心理療法を用いて、精神疾患の治療及び予防を行っています。その対策や予防が出来ずに過ごしてしまうと症状が長引くと仕事ができない、思うことができないと苦悩したり、悪化すると自殺したい、消えたいなどの気持ちが出てくる人がいます。マインドフルネス心理療法は、アメリカの臨床実験により、うつ病や不安障害やパニック障害やＰＴＳＤ、摂食障害（拒食・過食）、依存症、家族の不和などに効果があることが確認されています。

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